2017/08/22
占いが好きな方は、男性よりも女性に多いのではないでしょうか。
しかし雑誌や朝の情報番組などで今日の運勢をチェックしている方は多くても、実際に占いの結果に応じた行動をとっている方はほとんどいないと言えるでしょう。
結果が良いときだけ信じるという方も多いですが、その日の夕方にはすっかり忘れてしまっているものです。
では、なぜ女性は占いを気にするのでしょうか。
恋愛中のお悩みに直面したときや片思い中はとくにすがるように運勢を知りたがるのは、自分のなかに迷いがあるからです。
恋愛成就のための方法を知るための手段に利用していることになりますが、これによってもたらされた結果は何の意味ももちません。
冷静になると自分では判断できないことを人に決めてもらうというのは、少しおかしな考えではないでしょうか。
大切なのは、自分がどうしたいかということです。
自分の心の声に聴いてみましょう。
お付き合いしている彼のことが信用できない、そもそも恋愛の対象として見てはいけない人を好きになってしまったなど、人には相談できないような恋愛に関わっているケースもあるでしょう。
悩みが生じるのはすべて、お相手を好きな気持ちがあるからです。
嫌いになれれば楽なのに、という言葉はこのような気持ちをあらわしています。
自分やお相手の環境、ぶつかり合う事柄について客観的に見直して、一番大切にしたいものを確認しましょう。
占いでは、どんな人にも当てはまるような結果がもたらされることがほとんどです。
悩んでいる人ほど、このような誰にでも起こりうることを勘違いして自分の心が見えているのだと判断してしまいます。
悩んでいる人ほど、理解者を求め、誰にもわかってもらえない気持ちを共感してもらえると容易に心を開いてしまうものです。
また、結果が自分の期待するものではなかった場合はどうでしょうか。
ほとんどの人がその結果をもとに期待していなかった方向に向かって行動するということはないのではないでしょうか。
悪い結果は気にしないで良い結果だけを信じるというのはまさにこのことです。
このような心理からたどると、占いによって恋愛成就を達成できることはないという考えにいたります。
自分以外の誰かに意見をされても、すでに心に持っている思いはそう簡単にぶれることはありません。
さまざまな経験を繰り返すほど、頑固になることもあるでしょう。
恋愛においてはとくに、こういった傾向の見られる人が多いということが事実です。
大切なのは、自分の幸せと自分の判断を信じるという気持ちなのではないでしょうか。